■金彩工芸を手がける「廣岡京染工芸」とのコラボレーション
紙糸「TSUMUGI」で編まれたしなやかで優しい手触りの生地に、京友禅の伝統的なモチーフを現代風にアップデートしたアートデザインを作成しました。
仕上げには、松本流金彩工芸士である廣岡讀氏が、金彩技法のひとつである「糸目金くくり技法」を用いて加工を施しました。この技法は「金線書き」や「筒描き」とも呼ばれ、友禅染の模様、特に糸目の部分を上から金線でくくる手法です。筒を使い、糊のかわりに金線(糊)を置いて模様を描く、非常に繊細な技術です。
日本の伝統的な技術を組み合わせ、現代的なデザインにアップデートすることで、モダンな和を表現した、日本の華やかさと繊細な美しさを肌で感じることができるアイテムです。
■本取組みの参加企業・団体
・廣岡京染工芸(京都府京都市)
・TSUMUGI(プロジェクト)